フリーランスエンジニアになると、
多くの人がこう感じます。
- 「年収は上がったのに、思ったほどお金が残らない」
- 「税金の請求が急に来て焦った」
- 「保険ってこんなに高かったっけ?」
結論から言うと、
フリーランスは「稼ぎやすい」けど「管理しないと減りやすい」働き方です。
この記事では、
フリーランスエンジニアが見落としがちな税金・保険・手取りの現実を、
できるだけ分かりやすく解説します。
結論|フリーランスは「額面」ではなく「手取り」で考えないと失敗する
フリーランスになると、
- 月単価
- 年商
- 売上
といった大きな数字に目が行きがちです。
しかし本当に重要なのは、
最終的に手元にいくら残るか
です。
これを理解しないまま独立すると、
「稼いでいるのに苦しい」状態になりがちです。
フリーランスエンジニアにかかる主な税金
① 所得税・住民税
会社員時代と同じですが、
フリーランスは自分でまとめて支払う必要があります。
- 所得税:確定申告後に支払い
- 住民税:翌年に請求が来る
👉 特に住民税は
「独立1年目の後半〜2年目」に一気に来るので注意です。
② 個人事業税(対象者のみ)
一定の業種・所得を超えると、
個人事業税がかかる場合があります。
- ITエンジニアは対象になるケースあり
- 年間所得が一定以上で発生
👉 忘れがちですが、
突然請求が来る税金の代表格です。
③ 消費税(インボイス含む)
売上が一定額を超えると、
消費税の納税義務が発生します。
- 独立直後は免税の場合が多い
- 数年後に負担が増える
👉 インボイス制度の影響で手取りが減るケースもあるため、
早めの理解が重要です。
フリーランスが見落としがちな「保険」の話
① 国民健康保険が高い
会社員時代は半分を会社が負担していましたが、
フリーランスは全額自己負担です。
- 収入が上がるほど保険料も上がる
- 年間で数十万円になることも珍しくない
👉 独立後に一番驚くポイントです。
② 国民年金だけだと将来が不安
フリーランスは原則、
- 国民年金のみ
- 厚生年金なし
になります。
👉 将来の年金額は
会社員時代より大きく下がる可能性があります。
③ 保障が手薄になりがち
会社員時代にあった、
- 傷病手当
- 有給
- 福利厚生
は基本的にありません。
👉 病気・ケガ=即収入減というリスクがあります。
フリーランスの「手取り」が思ったより少なくなる理由
多くの人が感じる違和感はこれです。
- 売上 − 税金 − 保険 − 経費 = 手取り
この計算を
事前にリアルに想定していないのが原因です。
例(ざっくり):
- 年商600万円
- 税金・保険で約150〜200万円
- 実質手取り:400万円前後
👉 「年商=年収」ではありません。
手取りを守るためにフリーランスがやるべき対策
① 税金分を先に取り分ける
おすすめは、
- 売上の25〜30%を別口座へ
これをやらないと、
支払い時に確実に詰みます。
② 経費を正しく使う
フリーランスは、
- 開発環境
- 書籍
- 勉強会
- 作業環境
を経費にできます。
👉 無理に使う必要はないが、使えるものは使う。
③ 将来対策を早めに考える
代表的な選択肢:
- 小規模企業共済
- iDeCo
- 任意保険
👉 「余裕が出てから」では遅いこともあります。
独立前に最低限やっておきたいこと
- 手取りシミュレーションをする
- 税金・保険の概算を知る
- 生活費の最低ラインを把握する
これだけでも、
独立後の不安はかなり減ります。
まとめ|フリーランスは「知っている人」が得をする
- フリーランスは稼ぎやすいが減りやすい
- 税金・保険を知らないと手取りが減る
- 事前準備でほとんどの不安は回避できる
フリーランスで長く安定して働くためには、
技術と同じくらい「お金の知識」が重要です。

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